英検準2級(英検(英語検定)対策基礎講座)

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英検準2級

<英検準2級の1次試験の構成について>
準2級の一次試験はマークシート方式です。
語い・文法・読解などの理解度を測る筆記試験(65分)、対話や英文を聞いて質問の答えを選ぶリスニングテスト(25分)があります。

<準2級一次試験の問題>
英検準2級は、高校中級レベルと想定されている試験ですので、基礎的な英文法はもちろん、語いや句動詞、前置詞などをより多く知っておく必要があります。また、試験の傾向を知る上でも過去問題集などを解いておくことは、合格の鍵となります。

まず、過去の主な問題形式を見ていきましょう。筆記試験は、以下の5つの大きな設問で構成されています。
問題①:短文空所に語句を補充(20問)
問題②:会話文空所に文を補充(8問)
問題③:短文中の語句並べ替え(5問)
問題④:長文空所に語句を補充(5問)
問題⑤:長文(Eメールなど)の内容一致選択(7問)

準2級リスニングテストは第1部から3部まであります。
第一部:対話を聞き、最後の文に対する応答として最も適切なものを選択(10問)
第二部:対話を聞き、対話についての質問に対して最も適切なものを選択(10問)
第三部:英文を聞き、内容についての質問に対して最も適切なものを選択(10問)
*解答時間は一問につき10秒となっています。

<押さえておきたいキー・ポイント!!>
英検準2級に必要不可欠な文法を押さえておきましょう。

―句動詞・前置詞―
準2級試験には非常に大きな比率で句動詞・前置詞の問題が出題されています。できるだけ多くのパターンを覚えておくことがポイントとなります。覚えた句動詞や前置詞は単語と同様、類義語・同義語も押さえておくと自信につながります。

●upのつく句動詞
・come up with(an idea, a suggestion):(アイデアなどを)提案する、考え出す
(例文)He's always coming up with new ideas.
    (彼はいつも新しいアイデアを提案している。)

・put up with~:~をがまんする
(例文)I had to put up with smell of garlic.
(私はニンニクの臭いを我慢しなければならなかった。)

●awayのつく句動詞
・keep away(from~):~から離れる
(例)Keep away from the dog.
  (その犬から離れなさい。)

・put (something) away:(いつものところへ)しまう、片付ける
(例)Put your toys away!
  (あなたのおもちゃをしまいなさい!)

・throw (something) away:~を捨てる
(例)I threw away his letter.
(私は彼の手紙を捨てました。)

●その他の句動詞
・take place:起こる、催される
(例) The Rock festival takes place in July.
  (そのロックフェスティバルは7月に開催される。)

・fall asleep:眠りに落ちる
(例)I fell asleep as soon as I came back home.
(家に帰るなり眠りに落ちてしまった。)


●動詞+前置詞(in)
・believe in:(存在を)信じる、よい(大切だ)と思う
(例)I believe in early rising.
(早起きはいいと思う。)
(例2) Do you believe in ghosts?
(あなたは、幽霊の存在を信じますか?)

・succeed in (doing something):達成する、成功する
(例)I hope you succeed in finding a job.
(仕事が見つけられるといいですね。)


―動名詞―
準2級試験で注意したいのは、動名詞を目的語にとる動詞です。「動詞+~ing(動名詞)」の形を頭に入れておきましょう。

・enjoy ~ing:~を楽しむ
(例)I enjoy reading.
  (私は読書を楽しみます。)

・stop ~ing:~するのをやめる
(例)Everyone stopped talking.
 (みんなが話すのをやめた。)

・avoid ~ing:~するのをさける
(例)I avoided answering his question.
(私は彼の質問に答えるのをさけた。)

・Keep ~ing:~し続ける
(例)He kept talking all night long.
(彼は一晩中しゃべり続けた。)

*動名詞を目的語にとる動詞は他にも、admit(認める)、deny(否定する)、finish(終える)、mind(気にする)、give up(あきらめる)などがあります。覚えておきましょう。

―接続詞―
and、but、so、because以外の接続詞も覚えておきましょう。

・however:けれども、しかしながら
・therefore:(それ)ゆえに、その結果
・As a result:~の結果として
・moreover:そのうえ、さらに
・furthermore:そのうえ、それから、さらに
・whereas:~であるのに対して、ところが、
・while:ところが一方で、~とはいえ

<準2級二次試験対策>
二次試験は個人面接形式です。
簡単な挨拶の後、文章とイラストの描かれた「問題カード」を20秒間黙読し、その後、音読します。続いて、面接官が5つの質問を英語でしますので、その質問に英語で答えます。約6分間の試験です。

音読は、はっきりと、落ち着いて。慌てないことが肝心です。また、質問に対する答えは、短く単語だけで答えるのではなく、しっかりと文章の形にして答えてください。


合否の判定
●一次 筆記試験とリスニングテストの合計点(75点)で判定。
●二次 音読と質問応答(応答内容・発音・語い・文法・語法・コミュニケーション意欲や態度の評価)などを総合的に判定。

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